福岡・警固のハンドメイドビーズアクセサリー リナ工房 
rinakoubou.exblog.jp

スワロフスキーや天然石などのビーズを使ったアクセサリーの制作・販売を行っています。

by リナ工房
店舗のご案内
リナ工房のアクセサリーは下記店舗にて販売中です。

072.gifアーティストショップYokuSum
福岡市早良区百道浜2丁目
3-26福岡タワー1F
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】不定休



昭和レトロな洋食器のお店
アンティークショップ
レトロバンビ【ブログ】
福岡市中央区薬院2丁目2-18大地ビル1F
【営業時間】11:30~18:00
【店休日】火曜定休&日曜不定休
☎092-753-7799


ネット通販
d0272538_1951291.gif

072.gif新設しました!
リナ工房ホームページ


072.gif南風・(南^_^南)
イベント企画・簡易音響・演奏
連絡先 e373kz@yahoo.co.jp
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
タグ
最新の記事
schedule 2017 ..
at 2017-06-15 13:19
イベントのお知らせ
at 2017-05-19 14:16
schedule 2017 ..
at 2017-05-07 16:00
schedule 2017 ..
at 2017-05-07 16:00
schedule 2017 ..
at 2017-04-10 12:45
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
最後の教え



滴一滴

d0272538_18412378.jpg


ネルドリップと自家焙煎珈琲の第一人者

珈琲美美の森光宗男氏が旅立たれた

今日は最後のお別れに行って参りました


少し長くなりますが過去を振り返ります

もう一度 歩き出すために


福岡に来てから20年

珈琲について色々なことを教わってきました

といっても焙煎機を前に焙煎そのものを教わったわけではなく

産地のこと 樹のこと 

思うようにいかないときのヒント など

ドリップはカウンターで見学させていただいてきました


私が珈琲の道に入った札幌の「シーボルト」は

同じく札幌の「リヒト珈琲」を源流としていました

リヒト珈琲の襟立先生は大阪の「リヒト」珈琲店襟立氏の3男で

お父様が亡くなられたときにその味を遺すために

設計のお仕事を辞めて珈琲の道に入ったと伝え聞いてます

森光氏のお師匠さま 「もか」の標氏は

大阪の「リヒト」珈琲店の襟立氏をお師匠様と仰いでいて

同じ源流に遡る

大阪の襟立氏も 札幌の襟立先生も

仕事は盗めと言って焙煎について教えない方だったそうだから

そんなところも一貫しているようです

森光さんは私にとってお師匠様というよりは

偉大なる大先輩という方が正しいでしょう


最後にお会いしたのは先月

ゴールデンハラールを淹れていただき

豆のことをいろいろ教えていただいたのち

話題は開発に2年かかったという「ねるっこ」に


美美さんで写真を撮るのは何となく気が引けて

いつもは忘れたくないシーンは記憶に焼き付けて帰るのに

この時だけは許可を求めて撮らせていただいた

今思えばそれもなにかの巡りあわせでしょうか

d0272538_19164555.jpg

ゴールデンハラールとねるっこの試飲(恐らく中味)の後、尋ねられた

「それで、店はいつするの」

「納得が行ったら、です」

「うん」

結局それが最後の会話になってしまったけれど

短くても出来過ぎぐらいに本当のことを伝えることができて

欲しかったお応えをいただいた気がする


8日に訃報を聞き

落ち着かない日々を過ごしてきました

人として生まれた以上 別れはいつか訪れるもの

あまりにも早く急だったけれど

「ねるっこ」は2年をかけて完成し

福岡コーヒーフェスティバルでは2日間で1,180杯もの珈琲を提供し

韓国での2日間の講習会も無事終えて

帰国の途中で倒れられた

家族のアルバムを作り 焙煎を奥様に伝授して

残される家族やスタッフ、お客様に出来るだけのことをされて

突然旅立って行かれた

あまりにも鮮やかな幕引き

その人生の舞台からの退場の仕方も含めて

大切なことをたくさん 生き様を通して学ばせていただきました


最後の献花の際 一緒に供えてくださいと珈琲豆が配られました

棺一杯の花びらの上に涙のように珈琲豆が一粒ずつ載っていました

御存命のうちに納得の行くものはできなかったけれど

お許しをいただいて 持参した珈琲豆をお供させていただきました

そのために焼いたものは 心が揺れてうまく焼けなくて

最近焙煎した中で一番出来のいいものを持っていきました

ようやく、「これかな?」と微かな手応えのあったもの

でもここからがきっと長い

胸を張って飲んでいただけるものが出来たときには

きっと奥様にお持ちします



長文になりましたがここ数日 色々なことが遅延した言いわけと

今から先は前を向いて歩いていくことの宣言に代えさせていただきます

森光さん 本当にありがとうございました

d0272538_19433414.jpg



[PR]
by rina_koubou | 2016-12-14 20:26 | coffee | Comments(0)